大亦理絵 | Rye Ohmata

アーティスト / フォトグラファー

タイ王国認定 象使い

アーユルヴェーダ・セラピスト

「絶景事典®」認定 絶景ハンター

武蔵野美術大学・映像学科を卒業後、イタリアに渡りベネトン所属のフォトグラファーとして活動。帰国後、アーティスト活動を始める。2014年、スリランカに渡りアーユルヴェーダ・セラピストの資格を取得。現地にてエレファント・ライディングに触れたことにより、その後、メーサ・エレファント・キャンプ(タイ)でプロフェッショナル・マンフット(象使い)資格を取得し、同施設で日本人向けに授業を行ったり、象と絵画を描く活動をしている。また、同時期より「絶景事典®」から公認を受けた絶景ハンター(絶景フォトグラファー)としても活動。これまでに南米コロンビアやチベット等の秘境で絶景写真を収めている。日本での活動においても、スターバックス・コーヒー・ジャパンからの依頼でアート展を行うなど、活動の幅を広げています。

象使いとしての活動

私がお世話になっている「メーサ・エレファント・キャンプ」は、タイ北部チェンマイ市の山間部にあるエレファント・キャンプです。まず、「エレファント・キャンプ」を説明すると、それは一言で「象の動物園」になるのですが・・・日本でのそれとは趣旨や理念が違っていたりします。そもそも、タイの人々は古くから象と一緒に暮らして来た文化・歴史があります。それは、日本古来の農業で言う牛を飼っていたりという側面も勿論あるのですが、タイの人々にとって象は神様の使いであり、大切な家族というニュアンスのほうが強いです。そして象は人間と暮らすなかで、山から伐採してきた木を運んだり、家を建てるのを手伝ったり、重機のような力仕事を担ってきました。ところが、現代になってその暮らしが世界中に伝聞されると、それを良しとしない風潮にさらされることとなってしまいました。そこで、創設者のChoochart Kalmapijit氏は、象たちに力仕事を強いることなく、現代の文化にアジャストした方法で、タイの人々と象の暮らしを守ろうという活動を開始しました。それは、1976年のことで、同キャンプは今年で40周年を迎えます。タイ国内の私立キャンプとしては、最も大きい規模でパイオニアとされています。現在では、このメーサ・エレファント・キャンプから「暖簾分け」をした施設が国内にいくつもあるそうです。

私は、「絵を描く象がいるなんて!」という驚きと興味からエレファント・キャンプに何度も通うようになり、次第にこの文化を守ったり、世界中の人々に正しく理解してもらいたいと思うようになりました。気がつけば、園内で働く象使いさんたちと同じ象使い資格(エキスパート・マンフット)を取得してしまい、現地の先輩象使いから「クレイジーだ(笑)」とイジられながら、その活動をしています。また、日本ではまだ知られていないエレファント・キャンプを広く伝えるためにも色々と奮闘しております。

 読売テレビ「グッと!地球便」にて紹介して頂きました。

 情報誌「バンコクマダム Vol.154」にて活動を紹介して頂きました。

 武蔵野美術大学校友会会報誌「MSB!Magazine vol.106」にて紹介して頂きました。

 日本テレビ「News ZERO」にて活動を紹介して頂きました。

 「ニュース和歌山」にて活動を紹介して頂きました。

 Maesa Elephant Camp / Chiang Mai, Thailand

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 撮影:おおさきこーへい

絶景ハンターとしての活動

フォトグラファーとしての活動は「絶景ハンター」として続けています。これまでに訪れた絶景スポットは、南米コロンビアの七色の川、中国雲南省の棚田、甘粛省、チベット族自治州などがあります。

南米コロンビアでは、空港到着後にすかさずiPhone盗難に遭ったり、3日間かけて山奥の絶景スポットまで重い撮影機材を運びながら死にそうな目にも遭いました。ですが、その絶景が目に飛び込んで来たとき、無心でシャッターを切っていたのを思い出します。

また、中国での絶景ハントは極寒との戦いでした。氷点下20℃〜30℃という世界では、カメラのフィルムは凍ってしまって粉々になるんです。デジタルカメラは、なんとか動作するのですが、低温時のバッテリー死亡を避けるべく、まるで卵を温めるようにホッカイロでバッテリーを暖めながらの撮影となりました。

コロンビアでの作品を評価していただき、「絶景事典®」さんから公認も頂きました。これからも、絶景あるところ大亦は突撃します!

 死ぬまでに行きたい!世界の絶景

 絶景事典®

 大亦理絵 インスタグラム

 撮影:大亦理絵